「第86回Q-LEAP量子AIセミナー」のお知らせです。
今回は、東京大学工学系研究科物理工学専攻の小林 海翔 氏によるオンラインセミナーを行います。
参加を希望される方は下記の参加登録フォームよりご登録をお願いします。
- 日時: 2026年3月31日(火) 16:00~17:00
- 場所: オンライン(ZOOM)
- 講演タイトル: 量子カオスの縁における量子リザバーコンピューティング
- 講演者: 小林 海翔 氏(東京大学工学系研究科物理工学専攻)
概要:
量子リザバーコンピューティングは、量子多体系の自然なダイナミクスを情報処理の資源として用いる機械学習フレームワークです。多数の先行研究によってその有用性が示されてきましたが、どのような量子多体系が高い計算性能をもたらすのかという設計指針は、いまだ十分には明らかになっていません。そこでこの指針を探る手がかりとして、古典リザバーコンピューティングにおいて「カオスの縁」と呼ばれる領域で性能が向上することに着目しました。本講演ではこの考え方を量子多体系へ拡張し、Sachdev-Ye-Kitaev模型を用いた量子リザバーコンピューティングの解析を通して、「量子カオスの縁」が有効な設計指針となることを紹介します[1]。 [1] Kaito Kobayashi and Yukitoshi Motome, Phys. Rev. Lett. 126, 040602 (2026). https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/j2qj-vwcl
本セミナーシリーズは量子AIやその周辺分野に関する最近の研究内容などを共有するために企画した、オープンなセミナーです。
皆さまのご参加をお待ちしています。

